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認知症
ブログ・・コミュニケーション
今日は、コミュニケーションついて書かせて頂きます。
介護職の資格取得の研修の中に、コミュニケーション技術という科目があります。
コミュニケーションとは
コミュニケーションとは、人と人との関係における意思疎通のことであり、言葉・文字・身振りなどを活用し相互に伝達することをいいます。
コミュニケーションは人間が社会生活を送るために不可欠で、人間関係を築くための大切な手段です。
より良い人間関係を築くための重要なカギが、コミュニケーションにあるといっても過言ではありません。
認知症ケアにおけるコミュニケ―ション
認知症ケアにおける重要なことは、その人のできないことや低下している能力に注目するのではなく、残された能力や意欲に着目していくことです。
幾度となく、教科書の中では上記が繰り返されます。
御家族からお話しを伺うと、「いろいろな情報をネットで知ることができるが、現実は難しい、つい感情的になってしまう」と多くの方が言われます。
では、なぜ難しいのでしょう。
御家族は、介護するスタッフとは違い、これまでの思い出や構築された関係性が数十年と重なっています。
深いつながりのある関係性の中、良好なコミュニケーションをとりながら、日々進行する認知症症状を冷静に見極めることは至難です。
大切なこと
介護保険制度は、デイサービスやショートステイなどがあり、認知症の方がサービスを利用している間に、介護者が自分の時間を過ごすことができます。
認知症介護におけるコミュニ―ケーションの困難さ、抱える葛藤やご自身の役割、願いなども専門職へ相談し連携ていくことで、孤立しない様に過ごすことが大切かと思います。
私たち介護に関わる職種の者は、家族であるからこその難しさがあることを念頭に置き、ご本人やご家族と接することが重要です。