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ブログ・・アルツハイマー病 新薬「レカネマブ」
日本とアメリカの製薬会社が共同で開発したアルツハイマー病の原因物質に直接働きかける新しい治療薬、「レカネマブ」について、厚生労働省の専門家部会は8月21日、使用を認めることを了承しました。
NHK首都圏ナビより引用
いよいよ、新しい治療の世界に進みそうです。
早ければ年内にも使われる見通しです。
アルツハイマー病の原因物質に直接働きかけ取り除くための薬が国内で了承されるのは初めてです。
認知症の方のご家族は、少しでも今の状態より良くなるように、またはこれ以上悪化しないようにと日々願っています。
「ごはんを食べていない」
「財布を盗まれた」
「通帳を盗まれた」
「鍋を盗まれた」
「なんでも盗んでいくやつがいる」
「泥棒がしょっちゅうくる」
アルツハイマー病は家族にとって、本当に恐ろしい病気です。
元気だった夫が、母が、父が、どんどんわからないことが増えていくと。
病気が進行すると、家族の名前もわからなくなり、排泄や食事の行為もわからなくなります。
厚生労働省によると、日本では認知症の人は2020年の時点で600万人と推計されています。
さらに2025年にはおよそ700万人にのぼると予測されています。
使用が了承されたのは、日本の製薬大手「エーザイ」がアメリカの「バイオジェン」と共同で開発した、認知症の原因の1つアルツハイマー病の新しい治療薬、「レカネマブ」です。
アルツハイマー病の患者の脳にたまる「アミロイドβ」という異常なたんぱく質を取り除くことができ、症状の進行を抑えることが期待されています。
エーザイが厚生労働省に承認申請を行い、21日開かれた厚生労働省の専門家部会は、有効性が確認でき、安全性にも重大な懸念はないとして、使用を認めることを了承しました。
これからのアルツハイマー病の方の生活にも、何か変化が起こるかもしれませんね。
将来的には使用された方の感想も、こちらのブログで公開していければと思っています。