ブログ
ブログ・・おひとりさまの高齢者
アクアでは、1年を通し様々なご相談をお受けします。
季節による相談の違いや、エリアによるお悩みの違いも大まかですがあるのではないかと感じています。
そんな中で、ここ最近で更に多く感じるのは『お一人』であることに関するご相談です。
お一人の状況も様々で、おおよそこちらの中のどれかに該当し、介護に関する不安や将来の不安が主になるようです。
・頼れる親族がいない
・子供(姪・甥)には頼りたくない
・身内は高齢で頼れない
現在は何とか一人で生活ができていても、身体的にまたは精神的に厳しいと感じる状況になりつつあり、日に日に不安が増しているという相談です。
1,実際に、何かしらの事情により緊急入院した過去があり、お金の支払いや入院に必要なものの準備、そのままにしてきてしまった自宅、これらをどうするのかがとても困った。
「夏に急に具合が悪くなり搬送、診断は脱水だった」
「買い物中に転倒し、そのまま搬送されて3か月の入院になった」
「バスの中で転倒し搬送・・」
「自宅の階段を踏み外し転落、搬送・・」
2,賃貸契約や老人ホーム入居契約の際に、身元引受人や緊急連絡先になる方がいなく、契約ができなかった。
「賃貸の更新の際に、去年まではなかった緊急連絡先の提出を求められた」
「老人ホームの入居審査で、身元引受人が居なく審査が通らなかった」
「身内とはいえ、緊急連絡先を頼めるほど親しくはないので諦めた」
様々な場面で、お一人であるが故に不都合な状況を経験したという方からのご相談です。
結論から言うと、結果皆さま何とかなっています。
全てがお望み通りではないにしろ、選択できる最善の方法で何とかなります。
残念ながら、年々こういった場面は増えているのですが、現状の高齢者福祉の分野では明確なルールや役割分担はありません。
その状況に併せ、行政の担当者や病院のソーシャルワーカー、民生委員やケアマネージャーなどが連携しサポートしています。
そのため、都道府県や市区町村によっても大きく対応は変わります。
お一人の相談件数が本当に増えており、おそらく今後何かしらのルールや明確な対応策ができていくのではないかと感じています。
ご心配な方は、いつでもご相談ください。