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介護
ブログ・・入浴介助
高齢になると、身体的機能が徐々に低下します。
若い時にできていたことができなくなったとよく耳にします。
その中で一つ、入浴です。
動作としては、下記
1,浴槽を洗う
2,お湯を溜める
3,衣類を脱ぐ
4、洗体、先髪
5、浴槽をまたいで湯船に入る
加齢に伴い出てくる障害で多いのが、「5、浴槽をまたぐ時に足が上がらない」です。
足を上げるときだけ、誰かが手伝ってくれると上がるのにそれができなくて入浴はしていませんという方、高齢者には結構多くいます。
次は、腕が上がらなかったり回らなく、「4,背中や頭が洗えない」、そのほかは洗えるけど頭だけ背中だけが洗えないという方です。
可動域が狭くなり、無理に動かそうとすると痛みがでるようです。
同じ理由で、着脱に時間がかかる方も居ます。
入浴介助といっても、どこの機能の低下で今何ができないのかをアセスメントすることで、できることまでやってしまうという余計な介助は避けられます。
介護サービスを始めて利用される方は、何がどうできないか何をどう手伝ってほしいのかを具体的に考えてお伝えください。
伝えられることで、介護する側もよりお手伝いがしやすくなります。
訪問介護や施設介護での入浴介助では、お一人お一人のケア内容が細かく決められています。
Aさん:洗髪・背中のみ介助、その他自立
Bさん:動作は自立、認知症のため声掛け必要
Cさん;全て自立、見守りのみ
ご病気や身体状況によっては、更に細かく決められていることもあります。
どんなことでも、お困りのことは遠慮なく発信ください。