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病気
ブログ・・老人ホームでのお薬事情
都内でも、花粉が飛ぶ季節になりました。
ご高齢の方でも、花粉症でお困りの方は多くいらっしゃるかと思います。
弊社に頂くご相談の中でも、アレルギーの薬など定期的に服薬している薬についてのご質問があります。
介護が必要になり老人ホームに入居した場合は、その薬をどのように入手したらよいかというご質問です。
アレルギーに関する薬、糖尿病の治療薬、血圧の薬など常時服薬している薬は、途切れるわけにはいかないものです。
老人ホームに入居することで、かかりつけの病院との距離が遠くなってしまったり、付き添う家族がホームに迎えに行き通院することが難しくなってしまったり事情は様々です。
結論は、ホームから外出しなくても薬を受け取ることができるのです。
一般的な介護付き有料老人ホームであれば訪問診療の病院やクリニックと提携しており、お医者様が各居室へ定期的に周り診察をしてくださるのです。
並びに、処方箋をホームから薬局へ直接共有してくれるので、入居者がわざわざ処方箋を持って薬局へ行かなくても、お薬がホームにまとめて運ばれてくるのです。
高齢の方がよく服薬されているお薬はこちらです。
・血圧の薬
・糖尿病の薬
・便秘の薬
・胃腸の薬
・認知症の薬
・心臓の薬
・アレルギーの薬
点眼薬や皮膚の痒み止めなども多いです。
上記の物であれば、一般的な訪問診療での対応が可能です。
そのほか、パーキンソン病の薬や精神科の薬についてはホームによって相談が必要です。
大切なことは、どのような薬を服薬しているかをホームに事前共有し、入居日に何日分の残量が必要かを確認し準備しておくことです。
そうすることで、自宅からホームへ生活の場所が変わったとしても、薬が途切れることのないように生活ができるのです。